この一人アドベントカレンダーは日付を並べてなんとなく（この日はこの曲の話したいな……）という気分で並べていたんだけど、何故かオケラがどこにも入ってなかった。嘘でしょ！？自分がスピッツの中で最も好きな曲の一つなのに。*1オケラの話していい！？
自分がスピッツのライブを初めて見たのは新木場サンセットなんだけど、そのときに生でオケラを聴けた衝撃が忘れられない。逆にそれ以外全て忘れていて、今当時のセトリを見ても、知らない人の日記を読むときと同じ気持ちだ。
「君は太陽」のカップリング曲だから、みんなみんな生きているでお馴染みのオケラを引っ張ってきたんだろうか。それにしてもスピッツは生き物（特に虫）に関する曲が多い。草野マサムネは家に出たハエトリグモに砂糖水をあげるタイプの人だと思う。
オケラは凡人が主体の曲だ。昨日書いたミカンズのテーマについてもそうだけど、凡人が足掻いているストーリーが見える曲が好きらしい。自分がそうだという自覚があるからかも。
この曲ってメロディの構成がA→B→A→C→B→A で、（素人耳だからこれが何を示すとかは何も言えないんだけど）サラッと聴ける割には相当変じゃない？ と思う。これが凡人の自覚なんてなさそうに振る舞った結果なのか？
曲全体を通して、君は太陽のジャケットとは真逆のナイターみたいな雰囲気が好きだ。そもそも月のあかりで生き延びようとしてるし。すごい対極じゃん！ そりゃカップリングにもなりますわ。
*1:なお最も好きな曲は二桁ぐらいある模様
